スペイン・バスク地方
在のスペイン・フランス国境周辺では、太古の昔、湿気を含んだ恵みの雨が石灰岩の土壌に樫等の木々を茂らせ、多様な哺乳類が住む森と川、山や海が人々の生活を支えていました。歴史的に、このバスクと呼ばれる地域は、スペイン北西部からフランス南西部にまたがる領域で、ヨーロッパのどの言語の影響も受けていない言葉を話し、独特と文化を持つ人々が連綿と伝統と歴史を繋いできました。近代国家の国境がバスクを2つの国籍(スペインとフランス)に分けられてはいますが、今もバスク独自の伝統はどちらの国籍であろうと変わりません。個性が色濃いバスク独特の風土と、先進的な感性が、21世紀の新しい価値観となって、私たちを旅へと誘います。
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